2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

弥生の終わりの寒い日に

後輩と会う。 (cafe weekendersにて) わたしの通っていた塾は支店も何もない小さな塾だった。とてもいい先生と仲間に出会えた思い出深い塾。受験生のわたしは過去のすごかった卒業生たちの伝説を聞かさせ鼓舞されて頑張ってた。 今日会った彼女は7才も下…

文学界「十一人大座談会・ニッポンの小説はどこへ行くのか」

文学界4月号の企画が面白かったです。 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/ 【十一人大座談会】 ニッポンの小説はどこへ行くのか 岡田利規 川上未映子 車谷長吉 島田雅彦 諏訪哲史 田中弥生 筒井康隆 中原昌也 古井由吉 山崎ナオコーラ 高橋源一郎〔…

ものの記憶

京都大骨董祭に行ってきました。 http://www.yumekoobou.com/saiji/index.htm 京都駅よりまだ南、パルスプラザというところであったのですが、チャリで行ってきました。たぶん片道14kmくらい。脂肪燃焼させようキャンペーン中ですので。結果、筋肉痛です。…

ファンタジー小説って

ファンタジー小説と言えば、ハリーポッターやら指輪物語やらを思い浮かべるでしょうか。それとも勇者とか魔法使いとかが出てくるRPG風のライトノベル? この日記を書くにあたって、ファンタジーとはなんぞやとwikipediaを読んでいたら、子供の頃よく読んだ小…

学位授与式でした

昨日は学位授与式でした。さすがに博士はコスプレする人いなくてみんな真面目でした。振袖やら袴やら、中国人の留学生さんはチャイナ服やら。一人ずつ名前を呼ばれて壇上で総長から学位記を受け取るのだけど、学部も修士も代表が受け取ってたから、こういう…

孤独なランナー

走ることについて語るときに僕の語ること作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/10/12メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 459回この商品を含むブログ (487件) を見る 村上春樹のエッセイ。「走ることについて語るときに僕の語ること」。レ…

脳の不思議

休日だよ休日。休日は休まないと!とばかりに本を大量に読んでました。単行本一冊読むのに、きっちり3時間かかります。しかも読み始めたら中断できません。三冊読んだら、お尻が痛くなりました。読書にいいソファが欲しいです。しかし、ソファという家具は…

難産ですが

本物のシーンが一つ書けたとき、その中には全てが内包されている。なぜそんなシチュエーションになったのか、なぜ主人公がそんなことを言ったのか、主人公はどんなふうに育ったのか、相手がどう考えているのか。そのシーンを手がかりに考えていく。全ての答…

うつわ

この期に及んでまだ資料集め、取材、情報集め、構想練り、を毎日やっております。まにあわねー!材料集めと設計図の作成と建築を同時進行でやっているようなものです。今回ハードルが上げすぎた。ああうう…(見上げながら)。ハードルっていうか棒高跳びのバ…

小春日和にはコスモスが咲く

こんな小春日和の〜ってあの歌コスモスが咲いてますよね。すんません。失礼しました。小春日和は秋のことだそうで。お前何志望かと再び問いたい。さだまさしさんの歌詞すばらしい。しかし百恵ちゃん、美しいなあ。(YOUTUBEにて)のぺっとした無表情具合が色…

会いに行く

こういう日を小春日和というのか、いやもう3月だからむしろ春なのか。緊張しながら待っていた日は、真っ青に晴れて清清しい天気になりました。花粉日和ですか? わたしは花粉症ではないので、深呼吸しちゃうぜ。すーはー!ああ清清しい! 今日は、陶芸家の…

絶望の先にしかないもの

泣き言ならいくらでも言える。全部自分が引き起こしたことなのに。時間もない。思いつかない。途方もない。わたしには書けそうにない。心の底から絶望してああもう駄目だと思った。そうしたら、物語が少しだけ見えた。これを書けば次が見えてくるかもしれな…

小説を書くのは別の人生を生きること

3月末のすばる新人賞応募に向けて、今、陶芸家の話を書いてます。数ヶ月前からずっとずっと書いては消しを繰り返し。人に話せば何で陶芸家なのと言われるんだけど分からない。こちらが主人公に聞きたいよ。何で陶芸家なのさ。しかもどんな作品を作りたいのか…

動物園の動物たち

映画アース観ました、よ。自然ドキュメント好きとしては外せない。大画面で貴重な映像見れて幸せ。しっかし、最後に地球を守ろうみたいなメッセージで締めくくられるのがイマイチだったな。本当に地球の美しい映像に感動したなら、そんなこと言わなくても観…