小説×アクセサリー

 10/10の zine holidayで、デザイナーでイラストレーターのharanさんの作成したニットアクセサリーを小説付きで販売することになりました!関西で買えるのは初めてかも。
 …なりました!とか言って、わたしが日にちも在庫もないのに無茶振りしてお願いして、それに乗ってharanさんがわざわざ作ってくれたんですが。無茶振りしたからにはわたしも頑張らねばということで、haranさんのアクセサリーに合わせて物語を書き下ろしました。
 というわけで、haranさんとのコラボレーション第二弾です。(第一弾はこちら

イロトリドリのアクセサリー。コラボ用のオリジナルタグも作ってもらいました。タグはしおりとしても使えます。

小説とのコラボはこんなイメージ。

中に物語が印刷してあります。買ってからのお楽しみ。まあ、おまけみたいなもんです。
 haranさんの生み出すものは一見どぎついんだけども、どこかにふにゃっとした可愛らしさが合って、そのアンバランスさに引き込まれる。かっこいいんだけど、ちょっと笑えたり、本能的なようできっちり計算されていたり。とっても人間くさくて、いとしいのです。
 彼女のクリエーション(と人柄)の魅力を表そうとしたら「優しい」という言葉が思い浮かんだ。優しいなんて言葉、喜ばないだろうなーと思いつつ。でも、ほかにこの言葉があてはまる人はちょっと思いつかない。
 汚いものやつらいものを何も見ないでいたら、いくらでも優しいふりはできるけれど、そうじゃなくて、人間の負の部分もずるい部分も快楽におぼれるところも正しく立つとこも、全部面白がりつつ引き受けて、ときには戦って(これ大事)、どんな大変なことがあっても、最後には「人間って面白いよね」と笑っている(気がする)。そういう彼女が生み出すものは、デザインだろうとイラストだろうと、ニットアクセサリーだろうと、何か彼女らしい芯が通っていて「次は何をするんだろう」とわくわくさせられる。
 自分より少し年上の彼女を見ていると、年をとるごとに自由になっていけるんじゃないか、なんて思わせられる。年を重ねることが楽しみになる。仕事はスピーディーで鮮やかで勘がよくて、アイデアの宝庫。そんなオンナに私はなりたい。ああ、コラボできて幸せ。
…って、長くなりましたがいったいこれは何の記事ですか。haranさんへのラブレターです。アクセサリーの紹介をせねば…。たぶん明日届くので、明日紹介しよう。
 haranさんのサイトはこちら
 10/15には別府でシュシュ作り教室するそうです。いいなあ。行きたい。