洛翠舎の文化講座「小説の書き方」

 先日の土曜日に、洛翠舎の文化講座「小説の書き方」の講師をしてきました。小説の書き方って本当に人それぞれだと思うけど、わたしがどんなことを考えて小説を書いているのか、ということを少しでも伝えて何かのヒントになればと思って、脳みそ絞って考えました。
 小説をまったく書いたことがないという人から、プロ作家志望の方、プロライターの方、漫画家志望の方、いろいろな人が来てくれました。書いたことがない人からよく書いている人まで、両方に届く話をしようと思って考えてきていましたが、こればかりは実際にやってみないと分からない。どきどきの2時間を過ごしました。

 最初は喋りまくる。今回伝えたかったのは、フィクションを介してでしか伝えられないものがある、ということ。
 じゃあちょっと書いてみましょう、なんて書かされ、そして書き終わってほっとしたところで、じゃあ人のを読んでみましょう、なんてやるこの講座は、実は受講者も結構脳みそ使います。少人数、参加型の講座です。書き慣れてる人も、慣れてない人も、それぞれ一生懸命取り組んでくれました。

 いやあ、ほんと、一人でしゃべってると「大丈夫かな、伝わってるかな」と不安なので、終わったあとに面白かったと言ってもらえて、ほっとしました。


(撮影:みゆうさん)

 サインもしてみた。なんか普通の名前書くだけで、すんません。おまけに日付も間違えたし。


(撮影:takaさん

 カメラつながりの友人も参加してくれました。面白かったよと言ってくれました。よかった…!遠くから来てもらって、2時間とじこめといて退屈させたら、本当に申し訳ないし。
 よい縁もたくさんありました。まあ、それはまた次の日記で。

 あ、学芸カフェ11月号更新されましたよ。ハウスソムリエ、次回が最終回です。
 http://www.gakugei-pub.jp/kanren/toshiken/index.htm