いただきもの

 東京に行ったときに、友達にデビューお祝い(個展お祝いだっけ?)でもらいました。噂には聞いてたけど飲むのは初めてでした!

 長野の戸塚酒造店のお酒「寒竹」。おいしいー。飲みやすいー。フルーティーな香り、甘い口当たり、でも飲み終わったあとは、キリッと辛口。しっかり味があるタイプの日本酒でした。…何のコーナーだよ。
 そして、これは京都の友達の個展お祝いの品。京都市左京区緑寿庵清水金平糖

 なんと、トマトの金平糖。日本で唯一の金平糖専門店で、普通は砂糖を結晶化させるのに他の成分が入ってるとなかなか作れないんだけど、ここは独自の製法で不可能を可能にした究極の金平糖屋なのです…!
 と、京都土産として名高い名店ですが、でもさ、地元民としてはわざわざ金平糖に大金出さないんだよね。もちろん、大金といっても、800円くらいのものなので、プレゼントやお土産にはいいんだけど。なので食べたことなかったんだよ!ナイスなお祝いだよ。袋開けた瞬間、すごくトマトでした。味も香りも。
 もったいないから大事に食べようと思って少しずつ食べてます。しかし、東京行って帰ってきたら、金平糖の袋が見当たらない。いない間に全部食べたのか、と彼を問い詰めたら、自分で冷凍庫入れたじゃん、と言われました。あ、そうだった。夏は冷凍してもおいしいって書いてあったから冷凍庫入れたんだった。
 上の写真のお猪口は、わたしが作ったのです(…と偉そうに言っても、形と模様だけだけど。釉薬焼成と仕上げはお任せ…)。陶芸家の話を書くと言って、あちこち取材して回ってたことがあるのですが、そのときに自分でもやってみようと陶芸教室に入ったときに作ったのでした。しかし、2回行っただけで行かなくなってしまって…そのまま2年が経過してしまった…。何かこう顔を出すに出せなくなって、教室の前を通るたびに、心を痛めていたのですが、今回個展のお知らせをもって、えいや!!と気合を入れて教室に入ってみると、「ひさしぶりだねー」と笑顔で迎えてくれて、お茶までご馳走になったのでした。まさか覚えてくれてるとは。勇気出して訪ねてよかった。
 2個目の写真の丸っこい不思議な器は、そのときにお世話になった陶芸家の野嶋信夫先生の作品です。何入れるんだろ…と気になりすぎて買っちゃった。とりあえず、金平糖入れるのにぴったりでした。
 連絡を取れていなかった大学時代の友達が個展に来てくれて、またつながったり、久しぶりの人に会えたり、たくさんの懐かしい出会いがあって、それだけでもやってよかったなあと思ったのでした。
 ホームページもずっと続けてると、意外な人が見てくれてたりする。飽きっぽいのに、これだけは何年もやり続けられてるのは、わたしにとっては、面倒くささよりも「いいこと」のほうがずっと多いからなんだと思う。これからも、よろしくお願いします。
 あ、陶芸家の話、あきらめてませんよ。いつか書くからね!