個展は明日から始まります

 さて、搬入してきました。フォトショップで10分の1スケールで設計図作って、ハレパネをせっせと切って、プリントして、準備万端で臨んだわけですが、有能なお友達に手伝ってもらっても、4時間かかりました…。なんということ…。1時間くらいで終わると勝手に思ってたのに。
 会場のcafe dining nearの独立したギャラリースペースは、ものすごーく広かったです。それを事前の計画どおりにちゃんと埋め尽くした。そこまでは予定通りなんだけど、何にせよ10倍でかいものを扱うときの肉体疲労を考えてませんでしたよ。
 まずはハレパネの位置決めてるとこ。あとで文字を貼っていきます。

壁面が4つあるのです。
つ、つかれた…!個展、恐るべし。もう当分無理だ。5年に1回くらいでいいや。5年に1回、オリンピックより貴重な小説展、お見逃しなく。仕上げは上々です。
 小説の展示って面白いね、とみんな言ってくれる。純粋に面白いってのもあるだろうけど、そこには、やっぱ小説は本でしょ、という疑うような、どんなものか見てやろーじゃん、みたいな思いもこめられている。そう、もちろんね、量も少ないし、紙の本のようには、深くはもぐれないけれど、閉じられたもの静かな本と違って、壁面でにぎやかに待機している物語たちは否応なしに目につくし、小説と縁のない生活を送っている人の袖を引っ張って、ねえねえ見て見て、と言うことができる。展示ならではのものに仕上がったと思ってます。来てくれた人が、ちょっとでも面白がってくれて、ひさびさに小説でも読んでみようかな(もしくは自分も書いてみようかな)と思ってくれたら大成功です。

在廊予定です。夜は事前に連絡くれたら残ってます。

会場の場所はこちら。

お好み焼きの茶花の隣の階段を降りた地下のお店です。左隣はクリーニング屋(わたしの記憶によると)。

「月野さんのギター」を定価で販売しています。在廊してたらサインします。在廊してないときは、サイン入り置いておきます。もちろん他の書店で買った本でもサインします!サイン以外でもお気軽に声かけてくださいね。

 ところでところで、話は変わりますが。この準備のために大阪心斎橋のハンズに行って来ました。広島育ちのわたしは、ハンズがないと寂しいよ。(方向音痴のわたしが唯一分かる待ち合わせ場所だった。)今まで住んだ福岡にも京都にもハンズないんだもんなあ。久々のハンズにテンション上がりまくったけど、あれこれ買い物している時間がなかったので、さっと紙を買って帰ったのでした。
 で、大阪・ナダールの「青春(あおはる)展」見に行ってきました。とてもよかったです。このはてな日記のプロフ画像を撮ってくれた陽子さんが出展しています。どの写真家さんの写真も、一枚一枚にいとおしくてかけがえのない時間が閉じこめられていた。16日までです。
 そして心斎橋に行ったらいつも行くcafe ninoへ。ここの、ウサギちゃんのように可愛らしい店主さんが作る料理が大好きでしょうがない。こくっとした濃い味で、野菜もいっぱいで、おなかいっぱいになる。華やかで垢抜けたリストランテのパスタより、ここのパスタが好きなんだよなあ。リストランテのパスタが迫力に圧倒されるスーパーモデルだとしたら、ninoのパスタはぎゅーって抱きしめたい可愛くてたまらない女の子、のような。
 そんな大好きなカフェなのですが5月29日に閉店するそうです。移転してまた新たに店を始めるということなので、あの味が食べれなくなる心配はないんだけど、でもまだ次の店がいつになるか分からないので、しばらく食べれないかも。5月29日までにもう一回は行くんだ!遠いんだけどね、京都からは。大阪四ツ橋です。お近くの人は、ぜひ行ってみてくださいな。