空気清浄機を注文した

(まだ花粉ネタです。)
 ああでもない、こうでもないと葛藤の末、空気清浄機を注文しました。そりゃもちろん高いですが、健康のためを考えたら出せない金額じゃない。東京に新幹線で行って帰ってくるより安い。ネットで使ってる人の感想読んでも、使ってる人に聞いても花粉症には効くって言うんだから、買えばいいじゃないか。それなのに、何と葛藤していたのかというと、空気清浄機という新たな文化レベルのものに足を踏み入れたら最後、戻れなくなるんじゃないかという恐怖と葛藤してたのでした。いや、そんな大げさなものじゃないですが。
 今まで汚い部屋でも埃が舞ってても気にならなかったのに、空気清浄機なるものを手に入れたら、清浄な空気以外では住めなくなるんじゃないか!そんなの生物として貧弱すぎる!
 などと、考えている間にも鼻水がずるずる、目がもぞもぞ、気管が苦しくて何だかこれ喘息の始まりじゃね?って感じになってきたので、壮大な思考は停止してネットでポチりました。お友達が働いてるよしみでダイキンの製品を。
 はあ、これから毎年花粉症と付き合うのか。杉というのは日本特有の植物らしく、杉花粉症というのは海外では発生していない(杉の植林を始めた中国で一部発生し始めているらしいけど)ので、将来、春樹みたいな有名スター作家になったら春は海外に逃亡しようと思います。夏は暑くない国に行きます。冬は寒くない国に…。秋だけ帰って来るんだから!誕生日を祝われに。冬に生まれた子は寒さに強いとか、夏に生まれた子は暑さに強いとか言いますが、秋生まれってなんの耐性もないね。
 花粉症になるまでは、花粉が埃が…って言ってる人たちを、神経質だなあ…って半分呆れて見てたのだけど、体調にかかわるとなったら神経質にもなるよね。性格とか人格って、体に大いに左右される。花粉症がひどくなったせいで、今までになかった視点を手に入れられた気がします。…とかって、前向きにまとめてみたりして。
 あと、マスクして外出するのも結構楽しい最近です。ふふふ、これで美人か不美人か分からないだろ、ざまあみろ、という気分です。一体誰にざまあみろなのか分からないけれども、こちらは顔を出してないのに、相手の顔を一方的に見ることができるのって何だかよくないですか。しかも、マスク暖かいです。携帯エッセイで書いた禁断の防寒具を買わなくてもよくなったじゃないか。
 医者にも行ってきました。薬もらってこいと、経験者に言われたので。さて、春はまだ始まったばかりです。