Birthのサイト更新来ましたね。

 講談社Birthのページが更新されたようです。出版コメントやら、でかい表紙画像やら、わたしの動画コメントやらが、こちらで見れます。
 http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-birth/release/B/07/
 うん、乙女だ。
 森見登美彦さんのブログ風に言うなら、この子、長女、ですかね。生まれるまでは男の子とばかり思ってたのに、出てきたらまばゆいばかりの乙女だった。うん。いいと思う。この出版不況、女の子の方がしなやかに適当にすいすい世の中渡って、したたかに生き残ってくれると思う。
 本の見本が届きましたが、画像で見るのと実物を見るのと全然違う。ぜひ本屋で見てください。とりあえず、房野さんの繊細な絵を見るだけでも一見の価値ありです。
 しかし美しいなあ。乙女だなあ。実際の文章は男くさいんですけど。何だかイラストレーターと作者の性別が逆みたいで面白いなあ。これが創作の妙。
 で、コメントは一生懸命書きました。目指してたときに一番よく見てたのが、新人賞の受賞者の受賞コメントだった。羨望の気持と、ちきしょーという気持と、でも同志であるという気持で、複雑な思いを抱えながら、たくさんのコメントを読んできた。受賞コメントの中には、これからその人がどんな作家になっていくのかの覚悟がこめられていると思った。というわけで、Birthのは受賞コメントっていうか出版コメントなのに、一人だけ場の空気を読まない熱心っぷりで書きました。だって!もう書くときないし!
 以前の受賞者さんで、コメントのとこでイラストレーターさんに素敵な絵をありがとう!って言ってる方もいらっしゃるけど、わたしはまだ見てなかったので書けなかったよ。(てか、ただでさえ文字数オーバーだし)。この場を借りて!見てないかもしれないけど!房野さん、ありがとうございました!!
 動画コメントは、高校時代からの友達にホームビデオで撮ってもらいました。動画ってよく分からない…。しかもカメラ目線で喋るのって恥ずかしい…。きゃっきゃ言いながら撮ったので、にこにこしていますが。しかし、画像が提出時より横に伸びてる気がする…。
■元画像↓

あんまり変わらない…? 優しい心で縦に比率補正して見てやってください。(注:直してもらいました。)
 作家のたまごのトップページの写真も変わりました。以前、日記に書いていた「理想の執筆部屋」が完成したので、その部屋のCGをトップにしてみました。この話はまた後日。サイト名、作家のたまごは、やっぱりそのままなのです。でも、少し意味が変わったかな。ここを訪れる人はみんな何らかの意味で「作家のたまご」なんだ、なんてね。こじつけたりしてね。あなたのたまごからは、どんなヒナが生まれるんだろう。

 いろんな人の手を借りて本になりました。これからまた、いろんな人の手を借りて流通し、いろんな方の手に渡って読まれ、成長させてもらうことになります。ありがとうございます。よい物語を真摯に書いていくことで、応えていこうと思います。