草間彌生「増殖する部屋」

 おとといの話ですが、これ見てきました。

2009年8月8日-2009年11月8日
草間彌生 増殖する部屋
コムデギャルソン/川久保 玲氏が空間デザインしたSixでの最初の展覧会。暗がりに浮かび上がる水玉と新作ペインティングで、草間彌生の世界を展開する。
Six
大阪市中央区南船場3−12−22 心斎橋フジビル2F
http://www.yayoi-kusama.jp/j/information/index.html

 草間彌生、水玉のおばちゃん、なんだけど、彼女の小説を読んで以来、気になってしょうがないアーティスト。強すぎる感受性、抑えきれない衝動、生きるために表現するしかない業のようなもの、を小説から感じた。
→読書の記録「ニューヨーク69'」、「すみれ強迫
「増殖する部屋」と名づけられた立体作品。蛍光の水玉が浮かび上がる。なにもかも水玉に侵される。洗練された生活の空間を我が物顔に占拠する水玉。部屋にシール貼っただけじゃないか、って思うんだけども。圧倒される。この部屋に住む人間はどんな人間なのだろうと思う。新作ペインティングも不思議な演出で、増殖、していた。