ハワイ土産:コナ・コーヒー

pasoco2007-08-04

 粉コーヒーじゃないよ。ハワイ島のコナ地方で取れるコナ・コーヒーは、手作業で厳選した豆だけを使うため生産量が少なく日本じゃ手に入らないコーヒー豆。世界三大コーヒーの一つなのです。なんて、薀蓄を言ってますが、コーヒー好きを自負しているわたしもハワイのガイドブックを見るまで存在を知らなかったのでした。

 というわけで、外せないお土産として買ってきました。右のライオンコーヒーはかわいいし左のコーヒーの3分の1くらいの値段(3.5ドル=400円くらい。142g)。何が違うのかとよく見ると、コナ・コーヒーは10%ブレンドらしい。コーヒーの味ってのは好みだから案外ブレンドの方がうまかったりして…と思って両方買ってきました。
 さてお味ですが、100%コナは一口飲んで、あれ分量間違えた?薄すぎた?と思うくらいあっさりとくせのない味。特においしい!というわけじゃなけど、くせやえぐみや渋みや嫌な酸味がなく、まずい成分がないという感じ。飲みはじめから飲み終わりまで、すいすい飲めた。一方、10%ブレンドの方は、一口目からほどよい苦味が主張していてなかなかいい感じ。こっちの方が好みかも?と思ったのは最初だけで、飲み終わる頃には渋みや苦味が舌の上に残って、100%コナに比べたらああようやく飲み干したという後味感だった。

 この最後の一口まで嫌な味がないってのが「おいしいコーヒー」なのかもしれないなあ。うん、やっぱり11ドル(1290円、198g)のコーヒーだけある。100%コナの勝ち。でもライオンコーヒーも充分おいしいよ。