日記おさめ

 ぱそ子2006年の漢字は「迷」でした。来年2007年は「覚」な年にしたいです。 本当に今年一年ありがとうございました。 とても充実した一年だった。とにかく楽しくてしょうがなかった。あまりにも無自覚で今思えば恥だらけの一年だったけれど。後ろを振り向いて後悔しても仕方がない。たくさんの恥をかきながら生きてくことに決めました。この充実した楽しい日々が、来年のエネルギーになりますように。

 3月末の文学賞に向けてがんばります。 一つのシーンを書いたら次が見えてくる。頭で考えていたこととは違うことが少しずつ出てくる。この登場人物は、実はこんな過去があったのかなんて発見するのが、書いてるときの一番の楽しみだ。まずは本物のストーリーをつむげるように、奢らずナルシストにならず卑屈にならず見栄を張らず、自由に心を泳がせれるよう気をつける。長編でも息切れしないよう、文章の隅々まで手を抜かない。時間をかける。ありきたりな表現は死んでも使わない覚悟で。ネットをする時間を減らして、もっと本を読む。読者としてではなく作者として貪欲に読んでいく。もっと文芸誌を買って読む。常に限界に挑戦し続ける。もう迷わない。才能があるかないかなんて分からないけれど、何を犠牲にしてでもどんな苦労をしてでも成し遂げたいと思うものが見つかったのだからその道を行けば幸せになると思う。

 今年もたくさんの出会いがありました。まだ会えてない人は会える日を楽しみにしています。来年もよろしくお願いします。