特に記録すべきことがないけれど

 ブログを日記アメブロ)と活動報告場(ココ)に分けたとたん、こっちに書くことがなくなりました。ああ、記すべき活動がない。
 敢えて記せば、iPhoneアプリ「ノベルなび」の第二弾がリリースされ、わたしのエッセイ5作品が掲載されています。サイトを見てくれている方は、もう読んだ作品です。名作の舞台をめぐるやつの短いバージョンです。とはいえ、実際にめぐってゲーム上でポイントゲットできるのはなかなか面白いですし、他の作家さんの面子も豪華なので、iPhone持ってる方はぜひダウンロードして京都の町をめぐってみてくださいね。
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 ところでこのエッセイに出てきた北山杉資料館は、もう閉鎖されているのでした。先月、京都新聞さんの「ええとこ教えて」コーナーで紹介しようとしたときに、閉鎖を知りました。資料館に併設されていたお土産屋さんにいらっしゃった女性をもう一度訪ねてエッセイを見せようと思っていたのに、お店だからいつでも会いに行けると思っていたのに。ちゃんと思い立ったときに実行しないと後悔するな、と痛感したのでした。

京都新聞 2011年6月1日の記事より

 今は原稿用紙30枚の短編を書いています。北日本文学賞に応募するつもり。受賞したら元旦の北日本新聞に作品が全文載る、という条件に惹かれました。
 応募資格は不問なのでわたしが応募すること自体に問題はないのだけど。デビューしたのに賞に応募するなんて、依頼がないみたいでかっこ悪いとか(ないんだけど)、プロなのに落ちたら恥ずかしいとか(最善は尽くすけど落ちるときは落ちるだろうなあ)、そもそも食えてないからプロじゃないだろ、とか、まあいろいろね、脳内野次馬がわいわい言うのだけど、かっこ悪くたっていいや。元日の新聞という舞台。もし、自分の物語が、見知らぬ誰かの新年の始まりに出くわすことができて、その人に読んでよかったと思ってもらえたら、すごい幸せだなあと思った。短編はまだ経験が少ないけれど、今までの経験を活かして、丁寧に丁寧に仕上げていきます。


 あ、あさってから北海道行ってきます。父と母と3人で。1週間くらい。わたしがちょうど仕事がなく(ちょうど、だと信じたい)、父が定年退職して次の再就職までの休みがあった、そんなタイミング。3人で旅行するのっていつ以来だろう。というか、1週間ずっと一緒にいるのも、いつ以来だろう。そう、行けるときに行っとかなきゃね。