欲しがりません書くまでは

 アメブロは毎日更新しますとか言いながら、こっちまで毎日更新しているという…。さぼってるわけじゃないよ。返事待ちなのよ。手持ち無沙汰の落ち着かなさがわたしをこんな行動に駆り立てているのです。プローブの更新、もう少し待ってください。
 アメブロのほうのタイトルはこれになりました。


(photo:ヨウコさん)

 わたしももっと売れたらいいのになーとか、お仕事欲しいなーとか、印税生活したいなーとか、ちやほやされたいなーとか、

 書 い て か ら 言 え 。

 そんな、とっても前向きなタイトルです。ここのはてな日記は「たまログ:寒竹泉美の活動記録(仮)」というタイトルにしました。仮ですが。
 ここは人前に出てしゃべっているイメージですが、アメブロのほうは、ひとりで手帳に日記を書いているイメージです。ツイッターは、休憩時間に隣の人つかまえて話しかけてる感じかな。お好みでどうぞ。まあ、ここだけで充分ですよね…。
 
 最近読んだ本でこれが面白かったです。

三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫)

三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫)

 三島の書いた文章指南書だと思って読んだら、小説でした。個性的な、でもどこにでもいそうな登場人物が手紙のやり取りで牽制しあいながらストーリーが進んでいく。にやにやしながら愉快な気持で読みました。人と人との心理的な駆け引きを詳細に描けるのって小説の強みだと思う。三島由紀夫作品は、主人公にどっぷり浸る物語よりも、少し離れた場所から作者が登場人物を皮肉って風刺したようなタイプの話がわたしの好みのようです。風刺してるのだけど、その視線が温かい。愚かさをスマートな筆で描く。彼の筆にかかれば痛々しい登場人物たちが、痛々しいがゆえにいとおしくてたまらなくなる。
 そういう意味で、これも好きな作品。三島の中では異端なのだろうけど。
美しい星 (新潮文庫)

美しい星 (新潮文庫)

 登場人物の家族がみんな、自分たちは宇宙人だと思いこんでいる話。