「じぶんのリーダーは、じぶんです」

 今朝ようやく連載の次の提出分の原稿を仕上げて提出して、昏々と眠りました。昼過ぎに目が覚めて、布団の中でiPhoneでだらだらと音楽を聴いてネットを見ていたらお腹がすいて、お腹がすいていると言うこと以外考えらなくなって、カップラーメンを食べて、今、日記を書いています。
 またちょっと休んだらすぐに次の話を考えなくてはいけないけれど、今は、体の中に物語がいない空っぽの状態です。そんな空っぽの状態で、あの日のあとの自分の中のあれやこれやの葛藤やら文章やら行動やらを思い出したら、なんかもう、何やってるんだろうなーとあきれてしまった。何か役に立ちたいと思って文章をつづってきたけれど、自分が余裕ないし、何だか自分の駄目なところがどんどん表に出てきて落ちこむし、自分に何かができるかもと思ったこと自体が傲慢だったなとか、役に立つどころか、逆に邪魔してるじゃないかと思ったり。とりあえず動くなが正解だったか、みたいな状態じゃないかとか思ったりもして、昨日まではさらにそれに落ちこんでたりもしたのだけど、今日はもう、しょうがねえなあー自分、と思いました。
 必死でじたばたしたから、平和なときには隠れて取り澄ましていた駄目な自分が大集合した。いろいろ出そろって、目の前で、びいびい泣いている。こんなにいたのか、ってため息が出るけど、でもまあしょうがないです。いくら、立派な人に憧れたって、この自分でやってくしかないんだなあと思ってあきらめた。出そろってよかったね。まだまだ出てくるんじゃないかと思うけど。自分が役に立たないってことが分かったら、また何かしたいと思ったときには、前よりも役に立つことができるかもしれないです。理想から減点していくんじゃなくて、何かできたら儲けものって思ってやっていきます。落ちこまないように…は、無理だなあ。まあ、落ちこむ自分もしょうがねえーなあって思いながら。
 結局、こんなときでも自分のことばかり書いている。まあ、日記だから…。そうそう、今日、24日のほぼ日のサイトで、糸井重里さんが、「じぶんのリーダーは、じぶんです」ということを書いていた(日替わりの記事です)。つらい思いをしている人たちにいくら心を痛めていても、逃げ出したりごまかしたり役に立ったつもりで自己満足に浸るようなリーダーじゃ、たぶん何も役に立てないなと思いました。ちゃんと行動に移すために、自分建て直しますよ。

 連載小説「プローブ」第17話更新されました。こんなときでも読んでくれる人に本当にお礼を言いたいです。感想をわざわざ届けてくれたあなたにも。
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