感想ありがとうございました。

 第16話の感想が編集者さんから転送されてきました。こんな大変なときなのに、本当にありがとうございました。わたしもエンターテイナーの端くれ、こんなときこそみんなを励ますんだ!なんて思ってたけど、なんかもう、わたしが励まされてばかりです。たぶん、わたしは、どんな状況でも、小説の感想を読んだらパブロフの犬並みの条件反射で嬉しくなって微笑んでしまうよ。
 震災の被害状況は深刻になるばかりで、先も見えない。亡くなった人も、命がけで戦っている人も、不自由な生活を強いられている人もいる。そんな中、同じペースで締切はやってきて、わたしは、同じように朝から晩まで小説にかかりっきりの日々です。更新がアップされたあの瞬間、わたしはこうやって生きていくのだと思いました。何万人がやめろといっても、読みたいと思ってくれる人が1人でもいる限り、書き続けます。なんて、理想論ですけども。実際はへたれなので、集中力が途切れて筆が進みません。そんな自分のへたれさも、まあ打たれ弱いし仕方ないよねえとか思いながら、ぼちぼちがんばります。