子連れで京都観光しよう!

 観光振興事業の一環として、観光地を使ったゲームノベルみたいなことに誘われて執筆してますが、なんかその関係で「京都子連れ観光推進協議会」という会のメンバーに入っちゃった。小説家として、物語との連携やライター的なあれこれに協力できれば面白いかなと思って。
 京都は子連れには優しくないらしい。まず、泊まれる旅館がない。ベビーカーで通れる道や、ベビーベッドのあるトイレ情報など、子連れに向けた情報を収集して発信し、さらに子連れが気兼ねなく楽しめるよう、いろいろ働きかけて、観光振興させよう、という会です。
 これが実現したら、小さな子供つれてる友だちに「京都おいでよ」って堂々と言える。素敵な試みだと思います。
 メンバーには、阪急や京阪、タクシー、旅館、大学教授、子連れママのための情報を発信するおふぃすパワーアップの代表、京都のタウン情報誌リーフ、iPhoneで位置情報やトイレ情報などを発信するためにソフトバンク京都府観光連盟、などなど、かなり頼もしいメンバーがそろっています。
 で、わたし、作家・寒竹泉美(医学博士)。謎の肩書き引っさげて、しかも着物で混ざってました。あ、あと、一眼あるなら記録写真撮ってって言われたから着物で写真撮ってた。
 テレビ局の取材が来ていて、今日、というか日付が変わったので昨日のKBS京都のニュース番組で報道されました。

 後ろで立ってるのがわたし…。会議の様子を撮ろうとしています。人生初テレビ出演は、着物で一眼レフを構えるというシュールな図でした。

 大きなことをやるには、こんなふうに人を集めて、こんなふうに分担して進めていくのだなあ、と、とても勉強になりました。
 会議に出席している人たちは、それぞれのメリットがはっきりしていて、できる役割もはっきりしている。そんな風に人を集めていったのだろうけれど、よくできすぎた小説のようで面白かった。この立場の人はこういう発言をするんだ、とか。この話はこの人に聞けばいいんだ、とかね。なかなか面白かったです。今後の活動も楽しみです。
 この会議については、明日(というか今日)の京都新聞にも載るそうです。