十六夜サンドイッチ小説

 京都のカフェ「月と六ペンス」で1月頃からテイクアウト専門の「十六夜サンドイッチ店」がオープンします。そのサンドイッチの袋の中には、カードサイズのわたしの小説が1編ひらりと入っています。11編の物語を用意してみましたので、何が入っているかお楽しみです。
 …で、まあお楽しみにとか言いながら、小説をサイトで読めるようにアップしてみました。たぶん、月と六ペンスに通う人はこのサイト見てないと思うし、このサイトを見てる人は月と六ペンスに行ってないと思うので、せっかくなので、わたしのサイトを見て興味を持った人がお店に足を運んでくれるといいなあと、願いをこめて。両方知ってる人は、読んだからいいよとかじゃなくて、まあ、ぜひ印刷された紙の小説と、あのお店の空気と、サンドイッチの味を合わせて世界を楽しんでもらえれば嬉しいです。
…てか、まあ、わたしがこうやって宣伝しなくても、わたしより全然有名なカフェなんですが。ガイドにも載ってるし、雑誌にもよく載ってるし。サンドイッチもコーヒーも本当においしいよ。おいしいからこそ、これだけたくさんの世界が生まれたわけですよ。そして、一人で本読むには最適なカフェですよ。スイーツ食べたいとか、わいわいお喋りしたいとかな目的には、ちょっと合わないけど。
 素敵なロゴ画像は店主さんが描いたオリジナルです。これ一つで絵になるよ。こういうセンス欲しいです。

十六夜サンドイッチ小説
 お店の詳細は、もうすぐ月と六ペンスのサイトにアップされる予定です。またお知らせしますね。400字ほどの小さな小さなサンドイッチにまつわる掌編。お正月休みにでも楽しんでもらえれば嬉しいです。縦書き画像で作ったので、字小さくて読みにくくてすんません。
 いやあ、年末ですねえ。今年読んだ本のベスト日記とか書こうと思うので、まだよいお年を挨拶はとっとくよ。というわけで、十六夜(いざよい)サンドイッチ小説の中から一編貼っておきます。