長距離走のような

 そういえば書いている間は、こんな長距離走のような感じだったと体が思い出している。文学界には昔書いたものを出すつもりだったけれど、印刷して読み返してみると、あまりにひどくてがっかりした。こんなものを応募するくらいなら新しいものを書いてやる、と追い詰められて、今までの書きかけのストックを漁りまくって、ようやく一つの物語が動き始めた、気がします。言う端から状況が変わるから、あまり断定できないけど。二年前くらいに書いて途中で書けなくなった話だった。何だかいつもそんな感じだ。今書いていて止まってしまった物語たちも、二年後のわたしが着手して完成させてくれるのだろうか。
 さくらんぼ用の小説の推敲、文学界用の新作の執筆、文章添削のバイト、気分転換のウェブ文章、行き詰ったらぐるぐると別のものに変えながら、走り続けています。しかし、書いてばっかりだ。そういう仕事につきたいんだから、しょうがないんだけどね。
 携帯エッセイ更新しました。
「となりの子供」
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