マンガミュージアムに行ってきたよ

　日記らしいことなど。
　先週の日曜日に京都にあるマンガミュージアムに行ってきました。
　http://www.kyotomm.jp/HP/index.php
　昔の小学校の佇まいを活かして改造したミュージアム。古い建物がいい味わいを出しておりましたよ。ホームページのトップの写真にある人口芝生のスペースは、もともと校庭だったところ。このスペースで、みんなミュージアムの漫画を持ってきて、ごろごろしながら読んでるわけなんですよ。芝生でごろごろとか、何か海外の公園っぽい。だけど全員漫画読んでるので、とても奇妙な風景です。ああ、平和だなあ…と思いました。
　国際マンガミュージアムというからには、珍しい漫画があるだろうと思ってね。お目当てはムーミンの漫画を読むことでした。ムーミンっていうとアニメ化されたりキャラクター化されたり、可愛らしいイメージだけが付きまとうけど、設定や世界観は本当に深くて面白いなーと思うのでした。設定とかを特集した本はよく見るんだけど、実際の漫画が見たい！というわけで、トーベ・ヤンソンがイギリスの「イヴニング・ニューズ」紙に連載した漫画が読みたかったのでした。でも、置いてなかった…。いやまあ、買えるんですけどね。筑摩書房から。
　漫画喫茶のようにずらりと漫画が置いてあったんだけど、それは廃業した漫画喫茶から寄付されたものだそうで。最新のものはないのです。でもまあ、500円で入場して、出入り自由で、好きなところでマンが読めて、広々としてて、まったりした巨大な漫画喫茶だと思えば、なかなか面白い場所でした。京都観光に来て行く場所じゃないだろうけど。
　日本の漫画の歴史とか、古い本とかは充実してて、漫画を研究することの意義が伝わってきましたよ。
　いやあ、漫画大好きです。で、わたしは芝生に寝転がって何を読んでたかというと、これです。
　

うる星やつら (1) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)

　初めて最終巻を読んだ。で、最終巻から遡って延々読んでました。この漫画の登場人物、みんな大好きなんです。高橋留美子は天才。