二階の大きな窓のすぐ外にはポプラの枝が見える。机にうつぶせて空を見上げるわたしに、ゆらゆら揺れながらちゃんとしろよと迫ってくる。いつもは学部の学生で埋まっている図書館だけど、今日は珍しく空いていた。今日は、何月だっけ。何の時期だっけ。遠い…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。