明けましておめでとうございます。

 明けましておめでとうございます。

 大晦日、子供のときは0時まで起きているというのは一大事だったわけですが、もう最近は0時越えがデフォルトなので、いつものようにだらだらとネットしたり本読んだりしていていました。、ふと彼が「あれ、なんかゴーンって聞こえた?」と言うので耳を澄ましたら、ゴーンって寺の鐘が聞こえました。うわ、年越してたよ!みたいな。しかし寺の鐘初めて生で聞きましたよ。寺だらけの京都にいたら聞こえないはずないのに、しかももう数年ほど正月はどこにも行かずに家にいるというのに、なぜか今まで聞いた記憶がない。今までは鐘の音が聞こえないほどに煩悩だらけだったせいか。

 お正月、どこにも出かけないで家でのんびり過ごすのもよいものです。が、わたしの住んでいる場所は個人商店やら個人商店気分が抜けないスーパーやらしかないので、正月は店が軒並み休みます。食事処も休みです。結果、兵糧攻めに合います。正月なのにコンビニ食や牛丼ってのも虚しいし。というわけで、今回は前年までの経験を生かしていろいろ買い込みましたよ。何だか無駄に危機感煽られて、おやつもいっぱい買い込みました。こういうときのためのおせちなんでしょうけれども。1万とか出して買うほど食べたい料理でもないし…。せっせと準備するのもなんせ二人だし。食糧危機という語がぴったりな年末でした。

 というわけで、買い込んだ甲斐あり、朝は京風雑煮を見よう見真似で作って食べ、甘酒も飲み、正月っぽいです。いやあ、こうやって暇してると正月に届く年賀状って楽しみなものですね。もともとわたしが出さないせいでわたし宛の年賀状はわずかしか来ないんだけど、一日にちゃんと届いてる几帳面な友人の年賀状を見て、人としての格の違いを見せつけられました。…ちなみにわたしは昨日出しました。元日には届いてないことうけあいです。そういや忘れてたんだけど、過去の日記を読み返したら、2007年の抱負に年賀状をちゃんと出すと書いてありました。知らぬうちに達成したんだな。忘れてたけど。今年の抱負は、「年賀状を元日に届くように出す」にします。

 そうですねー、2008年は前半まるまる研究の最後の追い込みで費やされそうですが、後半は小説をメインでやれたらと思います。バイトをするにしても、派遣をするにしても、働かず書くにしても、選択肢は今までに比べてずっと自由で幅広い。何よりも「よい小説を書く」ことを最大の目的として精力的に活動していきたい。それは何も作品を書くことだけに限らない。仕事やいろんな人と出会って視野を広げたり、他の人とコラボして何かをやらかしてみたり、フリーペーパー作ったり作品を100円くらいで売ってみたりして「商品」としての完成度を高める努力をしたり。一人で小説を書いて新人賞に応募して受賞して本を出す。それだけじゃない小説家の形も同時に追求していきたいと思うのです。もちろんここも重要な活動拠点。丁寧に、体当たりで、精一杯、表現していきたいと思います。

 今年もよろしくお願いします。