文章講座が無事終わりました

 報告が遅れましたが、6月末で全6回の文章講座を無事終了しました。いやあ、6回分の講義は大変でした。何を伝えたらいいのか。どうやって伝えたらいいのか。頭フル回転。そして宿題の添削も、どう書けば伝わるか一生懸命悩みました。でも受講生の人たちがみんなあたたかくて、一生懸命受け止めてくれて、とても伝わったなという実感があります。嬉しかった。そして、みなさんのエッセイを読むのが楽しかった。本当に人それぞれの感性があって、人それぞれの文章がある。わたしも大いに勉強になりました。

 写真も感想文も公開OKということだったので掲載させていただきます。なんかもう、わたしがごちゃごちゃ書くより雰囲気が伝わると思います。

<文章講座全6回を終えての受講生のみなさまの感想>

本当にとても貴重ないい経験をさせていただいたと思っています。実は私は中学生のときからずっと日記を書いていたのですが、ひょんなことから突然やめてしまい、あまり文章を書かなくなってしまいました。この講座を受講して、いろいろ書いてみることの楽しさがよみがえってきて、とても新鮮な喜びを感じました。日記とは違いますが、また少しずつ書いて遊んでみたいと思います。書くことは人生体験にもいろいろ影響を与えてくれますね。ありがとうございました。毎回いろんなアドバイスがあって、とても目からウロコでした。
(匿名)


・楽しくてカラフルなイラストで教えてくれるので分かりやすかったです。
・宿題の添削が真っ赤になって返ってきて驚きました。こんなに丁寧に教えてもらえることはなかなかない経験だと思いました。
・気がつくとSNSやブログなどの日常的に書く文章も、人に伝わるように丁寧に描写して書くクセができていました。
・他の受講生の方の文章を読むのも面白かったです。
(新阜裕大さん)


目からうろこといったところが多々ありました。今まで文章を書くときは、ただ気の赴くまま漠然と書いていることが多かったのですが、6回の講座で「秘伝」ともいうべき道筋を示していただけたのは、本当に幸せなことだったと思います。それもイラスト入りで、料理方法にたとえて教えてくださったのは分かりやすくありがたかったです。
寒竹先生の感性の素晴らしさ、豊かな知性には心底敬意を表します。何よりも私が心を打たれたのは寒竹先生のお人柄です。これだけの才能をお持ちになっていられるのに、ちっとも高ぶったところがないのは驚きです。
私はちらしを見て参加させていただきましたが、今はあのちらしを「おちらし様」と呼んでいます。
(松居まなぶさん)


第6回だけを単発受講させていただきました。友達からのおすすめで参加させていただきたのですが、すごく分かりやすく、今回が初めてだったのにもかかわらず、みなさん優しくしてくださいました。
まだ宿題をやっていないので、文を書くことには「難しい」と感じてしまっているのですが、がんばって書いてみようという気持ちにさせてくれます。
今回1回だけの参加となってしまいましたが、機会があればまた次は単発だけでなく、すべて参加してみたいと思っております。
(江雨さん)


宿題は難しかったですが、講座はアットホームで楽しい時間を過ごさせていただきました。今までの自分の文章に足りなかったものが見えてきました。ここでの学びを生かして、これから文章と向き合っていきたいと思います。
(ニシムラさん)


文章講座を受けるまで、文章の書き方を意識したことがなく、自分の文が他人に押し付けるようなものになりがちであったことに気づかされました。自分のためではなく、渡される読者の視点から文章を見直すことが少しずつできるようになってきたと思います。
これからは大勢の読者の方に面白いと思ってもらえるような文章を書けるように、この講座で学んだことを反芻していきたいです。
(西村さん)


「わたし」を出した文章を書くことは今までほとんどなかったので、「なるほどこう書くのか」「こういうところに注目するのか」ということがよく分かりました。また、文章を書くということと、文章で自分を表現することは似て非なるものなのだということが分かったように思います。
今までブログなどで文章を書いてきましたが、これからは文章で自分を表現することも意識して書いてみようと思います。
(鶴原早恵子さん)


この講座はとてもユニークでした。文章講座と聞いて私がイメージしていたのは、たとえば5W1Hとか起承転結を書く技術を伝授するとか、そういうものだと思っていましたが、この講座はそういうとおりいっぺんのものとは一味違いました。まず書くとはどういうことか、と、一見抽象的なところから入り、それにもかかわらず、小説家を生業としている人特有の具体的な例が分かりやすく頭に入ってきました(ゆるゆるのイラストもご愛嬌)。また、添削が電光石火のごとく返ってくるのには感心しました。あまりに早くてちょっと恐怖も感じましたが(笑)
(藤本さとみさん)


今まで文章を書く要領が分からなかったけれど、ヒントを得ることができました。実践するのは難しいけれど、これからは教えてもらったことを基本として書いていきたいと思います。
(匿名さん)

面白かったです。とてもためになりました。「書く」ことについてこんなに考えたことはなかったです。そして視点も増えました。講座が終わったあとも効果がずっとあるような、そんな感じがします。教えてもらったことの1つでも2つでも意識的に使えれば文章は変わるなあと本当に実感しています。
(上井雅喜さん)

寒竹先生に出会った偶然や、スケジュールがちょうどぴったりだった幸運も重なり、参加することができて本当に嬉しく思っています。
エッセイを書いてみたいと思っていて、そのことをすっかり忘れていたのですが、この講座をきっかけにその思いを実現できるよう書いていこうと思っています。
文章というと、文系で情緒的な要素だけだと思っていたのですが、講座の内容はさくさくと分かりやすくロジカルで、頭の中が整理出来たように思います。お料理のたとえも具体的にイメージしやすいので理解しやすかったです。実際に校正してもらえるというのが何より身につきました。ひとりひとりの原稿に目を通して適切なアドバイスをいただき、ありがとうございました。
渡邊美佐子さん)

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また機会があったらやりたいなあと思います…が、しばらくはしないかな…休憩かな…。こうやって誰かに文章を教えていたら、自分も書かなくちゃという気になる。書かなくては。

とりあえず、8月30・31日には大阪で2日間集中講義をやることは決まっています。あと8月1日に京都で小説に関するトークショーみたいなこともやります。12月14日には朗読ライブをやることも決定しました。ぴんときたら会いにきてください。