オペラ見てきたよ

 先々週くらいの話ですが。滋賀のびわ湖ホールでオペラ「ばらの騎士」を見てきました。バイト先の塾の先生がオペラ好きで、もうこれは一押しということで。わたしは友人と一緒に4階席の隅に座ってたけど、先生ご夫妻は最前列かぶりつきで。オペラは二回目。大ホールで見るのは初。素敵でしたよ。すごいよなあ。斬新な演出、なんだそうだ。元のを知らないが。舞台装置が面白かったな。あと、オペラを見に来ているセレブな奥様たちに混ざるのもなかなか楽しかった。トイレで順番待ってたら、一組の奥様が、

奥様1「ほらわたし、この間、あのヘミング…」
奥様2「ヘミングウェイ?」
奥様1「そうじゃなくって、そう、フジコ・ヘミングの演奏を聴きに行って…」

とか喋ってて、ああ、セレブセレブって思いました。たまにはこういうのもよい。

 オペラ見ると、何でも書いていいんだな!と勇気付けられること必至です。若い燕を囲ってる奥様のベッドシーンから始まるのでびっくりしたよ。ところで、オペラって容姿というか歌うのがメインだし、熟練しないと歌えない役ってのがあって年とかもあるし、やっぱり美青年役(女の人がやる)と言っても双眼鏡で覗いたらいろいろ無理があると思ったんだけど、それを思えば、宝塚ってのは夢の世界なんだと思いました。だって本当に美女と美青年しか出てこないんだもんなあ。うん、一度くらい舞台を見に行ってもいいかもしれない。